市川 準

1948年11月25日、東京都生まれ。81年CF制作会社を退社後フリーとなり、「禁煙パイポ」「NTTカエルコール」「金鳥タンスにゴン」など、時代を代表するCMを次々と演出。

87年「BU・SU」で監督デビューし、斬新な演出で注目を集める。以降「会社物語」(88年)「ノーライフキング」(89年)と常に話題作を発表。90年の「つぐみーTUGUMIー」で毎日映画コンクール監督賞、報知映画賞監督賞を、「病気で死ぬということ」(93年)でも毎日映画コンクール監督賞、日本映画批評家大賞作品賞、オルレアン映画祭日本映画ビエンナーレグランプリを受賞した。続く「東京兄弟」(95年)では、ベルリン国際映画祭批評家連盟賞準賞、芸術選奨文部大臣賞を、そして97年には「東京夜曲」で第21回モントリオール国際映画祭監督賞に輝く。

登場人物と一定の距離をおく引いた視線、そしてそこから滲み出てくる心情を捉えた繊細な心理描写等、静謐な演出で海外での評価も高い。また、最近のCM作品に「サントリーニューオールド」や「三井のリハウス」「大成建設」などがある